2013年03月28日

ドキュメンタリー Die Widerständigen

2月18日の夜、ニュース番組で式典の様子が流れたのを見て、「新聞にも記事が載るのでは」と思い、翌朝、駅で新聞を買って確認しました。小さな扱いでも何かしら載っていたとは思うのですが、残念ながら私には見つけることはできませんでした。何回か目を通して諦めかけたとき、見覚えのある写真が目に入りました。

2013年ミュンヘン ドキュメンタリー  2013年ミュンヘン ドキュメンタリー

トラウテ・ラフレンツ!!
右は別な新聞(?)に載っていたもの。ゾフィー・ショルの姉エリーザベト。

「22:45から白バラについてのドキュメンタリーフィルムを放送します」という広告であることは理解できたので、夜、うっかり寝てしまわないようアラームをセットしつつ、TVの前で放送を待ちました。

Die Widerständigen
Zeugen der Weißen Rose
監督:Katrin Seybold、制作国:ドイツ、2008年


見るだけのつもりだったのに、始まって10分もしないうちにカメラでTV画面を撮り始め、エンドロールまで1時間以上撮り続けてしまいました。白バラ関係者のインタビューと当時の写真が次々に映し出され、画面が切り替わるたびにシャッターを押していたせいで、数えたら500枚以上も。ここでご紹介しようかと考えていたのですが、TV画面そのままというのは問題がありますし、どうまとめても100枚以上になってしまうしで、UPするのは断念しました。

2013年ミュンヘン ドキュメンタリー  2013年ミュンヘン ドキュメンタリー

そのエンドロールだけ・・・
右は、インタビュー映像があった14人の名前。

Traute Lafrenz-Page 「ハンス・ショルの友人」
Jürgen Wittenstein 「ミュンヘンの友人」
Herta Siebler-Probst 「クリストフ・プロープスト夫人」
Franz J. Müller 「ウルムの友人」
Elisabeth Hartnagel 「ハンスとゾフィーの姉妹」
Susanne Zeller-Hirzel 「ウルムの友人」
Dieter Sasse  「クリストフ・プロープストの異父弟」
Lilo Fürst-Ramdohr 「アレクサンダー・シュモレルの友人」
Erich Schmorell 「アレクサンダー・シュモレルの異母弟」
Anneliese Knoop-Graf 「ヴィリー・グラーフの妹」
Hans Hirzel 「ウルムの友人」
Birgit Weiß-Huber 「クルト・フーバー教授の娘」
Nikolay Hamazaspian 「アレクサンダー・シュモレルの友人」
Heiner Guter 「ウルムの友人」

Nikolay Hamazaspianは、ショル兄妹逮捕後に、自分の古いパスポートをアレックスに渡して逃亡を助けた人ですね。


番組終了直後、翌日放送の映画のCMが。

2013年ミュンヘン ドキュメンタリー

パーシー・アドロン『最後の5日間』!!

翌日も写真撮りまくりでした。
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2013年03月23日

ミュンヘン地方裁判所

中央駅の方からPrielmayerstr.をKarlspl.の方へ歩いて行くと最初に茶色の建物が見えてきます。

2013年ミュンヘン 裁判所  2013年ミュンヘン 裁判所  2013年ミュンヘン 裁判所

こちらは高等裁判所とのこと。このすぐ隣の白っぽい建物が現在の地方裁判所。

2013年ミュンヘン 裁判所

1943年2月22日にショル兄妹とクリストフ・プロープストの、4月19日にアレクサンダー・シュモレル、ヴィリー・グラーフ他、多くの白バラ関係者たちの裁判が行われた「民族裁判所」。空爆で破壊されなかったか、あるいは戦後に元の姿に修復したのか、戦前の写真と比べてみても外観はほとんど同じです。

http://www.justiz.bayern.de/gericht/lg/m1/

入り口前にはドイツとバイエルン州の旗がありました。

私は入りませんでしたが、館内は見学でき、白バラの裁判が開かれた法廷も見学できるそうです。

2013年ミュンヘン 裁判所  2013年ミュンヘン 裁判所

天秤を持つユスティティアの像。右は、Karlspl.側の写真。建物の正面としてはこちら側になるのかな。バイエルン州法務省(Bayerisches Staatsministerium der Justiz und für Verbraucherschutz)だそうです。

2013年ミュンヘン 裁判所

上は、2月22日に撮った写真。ドイツとバイエルン州の旗が、半旗になってました。白バラと関係があるのかはわかりませんが、ちょうどショル兄妹とクリストフのお墓へ行った帰りに見たので、私はふと、もしかしたらそうなのかも、と思いました。
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2013年03月20日

2013年2月18日 ショル兄妹広場

10時過ぎに、ビラの記念碑を撮ってから帰ろうと外に出たところ、TV局の取材らしき方々を見かけました。

2013年ミュンヘン 白バラ70年

ショル兄妹逮捕から70年だからニュース用の映像を集めているのかなと眺めているうちに、広場に人が集まってきました。

2013年ミュンヘン 白バラ70年  2013年ミュンヘン 白バラ70年

何か催しがあるらしいと聞いていたので「これがそうなのか?」としばらく広場をウロウロしながら様子見。

2013年ミュンヘン 白バラ70年  2013年ミュンヘン 白バラ70年

まもなく、司会の方がマイクを持って話を始め、式が始まりました。
集まってきた方たちのうち、私より年下と思われるのは5人もいなかったような。みな年配の方ばかりで、大学構内へと入っていく学生さんはこちらをちらっと見る程度でした。

2013年ミュンヘン 白バラ70年
  2013年ミュンヘン 白バラ70年

通りかかった学生さんの中には近くまで見に来たりする人も何人かいましたが、だいたい最初から最後までこのような感じ。カメラさんたちは位置を変えながらずっと忙しく働いてました。

2013年ミュンヘン 白バラ70年
  2013年ミュンヘン 白バラ70年

司会の方のお話のあと、数人の方がスピーチ。ドイツ語なので、固有名詞くらいしか拾えず。でも、処刑された学生たちだけでなく、カタリーナ・シュデコプフなどの、グループ周辺の人々、協力者たちの名前も聞き取れたので、かなり詳しく(当然ですが)、白バラと呼ばれるグループについて話していたようです。

2013年ミュンヘン 白バラ70年
  2013年ミュンヘン 白バラ70年

ショル兄妹広場は近所の方の通り道でもあるのか、小さいお子さんと散歩している人や犬を遊ばせている人がいたり。人がたくさん集まっているように見えますが、広場の、大学正面入り口前だけです。

2013年ミュンヘン 白バラ70年  2013年ミュンヘン 白バラ70年

右の写真の手前に、お一人だけ椅子に座られている方がいらっしゃいますが、私は式の途中からこの方のことが気になりだし、集中していないせいで固有名詞すら聞き取れなくなってしまいました。

2013年ミュンヘン 白バラ70年  2013年ミュンヘン 白バラ70年

広場遠景。全体像としてはこんな感じ。

2013年ミュンヘン 白バラ70年  2013年ミュンヘン 白バラ70年

椅子の女性、集まってきた人の中でもかなり高齢のようでした。白バラの学生と同世代の方かしら、とか。

2013年ミュンヘン 白バラ70年  2013年ミュンヘン 白バラ70年

白いバラを持って来ている方も。

2013年ミュンヘン 白バラ70年
  2013年ミュンヘン 白バラ70年

椅子の女性は、式が終わると大学構内へと入って行かれました。その際、TV局の方が取材していたので、本当に同時代の方、それも、遺族とか白バラ関係者本人だったのかもしれません(と勝手に思ってました)。

時間はだいたい1時間ほど。雪は降っていませんでしたが、途中で何度かくじけそうになるほど寒かったです。

一番最後の写真の中央に、オーボエ(だと思います)を吹いている男の人が映っていますが見えますでしょうか。彼は、式の最初と、途中、そして最後にもう1度、演奏してくれました。追悼とか哀悼という言葉が合うような、少し悲しい感じの曲でした。
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2013年03月18日

ミュンヘン大学 白バラ記念館

2013年2月18日(月)、9:30ミュンヘン大学着。

2013年ミュンヘン フーバー教授広場  2013年ミュンヘン ショル兄妹広場

フーバー教授広場とショル兄妹広場を撮ってから大学入り口に向かいました。

■白バラ記念館

2013年ミュンヘン 白バラ記念館

大学入り口に白バラ記念館の案内図と告知ポスター(?)。

2013年ミュンヘン 白バラ記念館  2013年ミュンヘン 白バラ記念館  2013年ミュンヘン 白バラ記念館

入り口が階段裏にあるからわかりにくいかも、ということで図があるのでしょうか。確かにこれがあれば迷うことはないですね。

2013年ミュンヘン 白バラ記念館

入り口の案内板。

2013年ミュンヘン 白バラ記念館

これは2/20再訪時に撮ったもの。反対側の出入り口のものかも・・・。

2013年ミュンヘン 白バラ記念館  2013年ミュンヘン 白バラ記念館

これも2/20撮影。ヴィリー・グラーフの言葉が入り口付近の講義室(?)ドア上に映し出されていました。

2013年ミュンヘン 白バラ記念館

入り口。写真撮影禁止のマークがあったので、内部の撮影は断念しました。
私が入る前、TVの取材などが行われていたらしく、中は人でいっぱい。入るのをためらっていると、学生さんらしき一団がどっと出て来たため、無事入室。この日は通常展示ではなく、パネルが壁側に寄せられ、中央にスペースがつくられていました。

パネルは日本での巡回展示でみていたので、ここでは眺めるだけにして(ドイツ語わからないし)、その他の展示を中心に見て回りました。
  • ヴィリーが持っていた十字架
  • 日本、中国など、各国で出版された白バラの本
  • 手動タイプライター
白バラ本は、「ゾフィー21歳」「白バラの声」「ミュンヒェンの白いばら」「白バラ」。
展示室の奥の方には映像資料(関係者へのインタビュー)を見ることができる視聴機器もありました。

小学生くらいの団体さんが入ってきたので、反対側のドアから退出。

2013年ミュンヘン 白バラ記念館

写真は、床に座ってお話が始まるのを待っているところ?

2013年ミュンヘン LMU  2013年ミュンヘン LMU

リヒトホーフは工事中でした。一応、階段を上がってみましたが、ガッチリ塞がれてました。


■ショル兄妹広場のビラ記念碑

2013年ミュンヘン ショル兄妹広場  2013年ミュンヘン ショル兄妹広場

2/18に撮れたのは事情によりこの2枚くらい。

2013年ミュンヘン ショル兄妹広場  2013年ミュンヘン ショル兄妹広場

これらは2/20再訪時に撮ったもの。

2013年ミュンヘン ショル兄妹広場  2013年ミュンヘン ショル兄妹広場

基本、毎日雪でしたが、2/19からは毎晩結構降ったらしく、朝になると道路脇に除雪による雪山ができてました。ショル兄妹広場のビラ記念碑は、大学側が除雪してくれていたのでしょうか。全部ではなかったので、もしかしたら白バラ目当てで訪れた人が・・・?
おまけ:
posted by くみ at 02:21| Comment(0) | TrackBack(0) | ミュンヘン 2013年2月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月16日

べーベル広場の地下図書館(焚書記念碑)〜ノイエ・ヴァッヘ(中央慰霊館)

博物館島近くのベーベル広場。
ウンター・デン・リンデン通りを挟んだ向かい側はフンボルト大学、まわりには旧王立図書館、国立歌劇場など。

2013年ベルリン べーベル広場 焚書の記念碑  2013年ベルリン べーベル広場 焚書の記念碑

ベーベル広場から見たフンボルト大学。 そのベーベル広場は国立歌劇場改修工事により半分塞がってました。焚書記念碑はギリギリ、囲いの外。


2013年ベルリン べーベル広場 焚書の記念碑
  2013年ベルリン べーベル広場 焚書の記念碑

記念碑と、少し離れた場所に、地下にある本棚を覗くガラス板。記念碑には、1933年5月10日にこの場所で焚書があったこと伝える文と、左側にはハインリッヒ・ハイネの言葉。


2013年ベルリン べーベル広場 焚書の記念碑
  2013年ベルリン べーベル広場 焚書の記念碑

午後3時頃、ガラス板から覗く、空っぽの図書館。写真に撮るには少し暗くなってからの方がよかったみたいです。改修工事のクレーンや反対側の旧王立図書館が映ってしまい、中をもっとはっきり撮ろうと近づくと自分がくっきり映る、なかなか難しい時間帯でした。


2013年ベルリン べーベル広場 焚書の記念碑

旧王立図書館。レーニンがベルリンにいた頃、ここでマルクス、エンゲルスの著作を研究したとか。

ベーベル広場からウンター・デン・リンデン通りを渡ってフンボルト大学とドイツ歴史博物館の間にあるノイエ・ヴァッヘ(中央慰霊館)へ。


2013年ベルリン ノイエ・ヴァッヘ   2013年ベルリン ノイエ・ヴァッヘ

1816年に警護所として建てられ、1931年、共和国プロイセン州政府によって「世界大戦戦没者慰霊館」に、東ドイツ時代には「ファシズムと軍国主義の犠牲者慰霊館」に改築され、1993年、「戦争と暴力支配に対する記念碑(ドイツ連邦共和国中央慰霊館)」として再改築された、複雑な歴史をもつ記念碑。

2013年ベルリン ノイエ・ヴァッヘ


私は単にケーテ・コルヴィッツの像「死んだ子どもを抱く母親」(拡大レプリカ)を見たかっただけなんですけどね。
posted by くみ at 14:29| Comment(2) | TrackBack(0) | ベルリン 2013年2月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月14日

ドイツ抵抗運動記念館

バウハウス資料館を出たあと、ラントヴェーア運河沿いを歩いて行きました。

2013年ベルリン ドイツ抵抗運動記念館

Stauffenbergstr.で左折。ちなみにこの近くに日本大使館(Hiroshimastr.)があります。

2013年ベルリン ドイツ抵抗運動記念館  2013年ベルリン ドイツ抵抗運動記念館

http://www.gdw-berlin.de/en/home/

ドイツ抵抗運動記念館。
大変地味な入り口。入っていいのかしら・・・と一瞬迷いましたが、本で見た像が見えたのでカメラを持ったまま突入。

2013年ベルリン ドイツ抵抗運動記念館  2013年ベルリン ドイツ抵抗運動記念館

ベルリンはどこでも工事ばかりでしたが、ここも・・・。

2013年ベルリン ドイツ抵抗運動記念館
  2013年ベルリン ドイツ抵抗運動記念館

2013年ベルリン ドイツ抵抗運動記念館  2013年ベルリン ドイツ抵抗運動記念館

ここは1944年7月20日のヒトラー暗殺未遂事件を中心とした抵抗運動の展示がある記念館で、白バラについても展示があることを知って以来、ぜひ行ってみたいと思っていました。

2013年ベルリン ドイツ抵抗運動記念館  2013年ベルリン ドイツ抵抗運動記念館

建物の入り口にあった案内板もまた地味。一応、英語もついているので、上に行けばいいことはわかりました。

2013年ベルリン ドイツ抵抗運動記念館  2013年ベルリン ドイツ抵抗運動記念館

階段の壁に、いきなり白バラ。ローテ・カペレも。

館内のパネル等は一部に英語がついているものもありましたが、ほぼドイツ語のみ。それでも各展示室を順番に回っていくと、そのまま歴史順になっているので、だいたい内容はわかります。軍人だけでなく、宗教者、学生、一般市民、など、さまざまな個人や組織の経歴や活動が紹介されており、予想したよりもかなり大きな施設だったので、ここもすべてのパネルを読んでいくと数時間はかかりそうです(ドイツ語とばしていた私ですら1時間)。

写真撮影不可の注意書きは見かけませんでしたが、小心者なので館内撮影は遠慮しました。白バラの展示室以外は。

2013年ベルリン ドイツ抵抗運動記念館  2013年ベルリン ドイツ抵抗運動記念館

2013年ベルリン ドイツ抵抗運動記念館  2013年ベルリン ドイツ抵抗運動記念館

主な白バラ関係者のバイオグラフィーが、ドイツ語と英語で紹介されていました。

2013年ベルリン ドイツ抵抗運動記念館


このバイオグラフィーはこちらで読むことができます。

2013年ベルリン ドイツ抵抗運動記念館

ジギスムント通りに抜けていくと、絵画館、ベルリン・フィル、ソニー・センターのある、華やかなポツダム広場方面に出ます。ちょうどベルリン映画祭が開催中で、作品ポスターをたくさん見かけました。
posted by くみ at 05:11| Comment(0) | TrackBack(0) | ベルリン 2013年2月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

バウハウス資料館

バウハウス資料館。
ベルリンには2日間いましたが、今回お金を払って入った場所はここだけでした。
(訂正: 翌日ドイツ歴史博物館に入ったので正しくは2箇所)

2013年ベルリン バウハウス資料館


http://www.bauhaus.de/

展示品は思ったより少なめ。でもバウハウスは絵画、彫刻だけでなく、家具や食器、建築など「デザイン」すべてという感じなので、当然かも知れません。私は利用しませんでしたが、音声ガイドが充実しているのではないかと。みなさん、1点ずつ丁寧に見ていました。

企画展はこちら。
30 January – 22 April 2013
Female Bauhaus:
Gertrud Arndt, Weaver and photographer, 1923-1931

2/19、ミュンヘンで目を通した新聞に記事があったのでとっておきました。

2013年ベルリン バウハウス資料館


日本で開催されたバウハウス関係の企画展で一番たのしめたのがこれでした。
バウハウス・テイスト バウハウス・キッチン展 東京・汐留(2010/9/15)

こういう生活のためのデザインは見ていて本当にたのしいです。

ミュージアム・ショップも、小さかったけれど、思わず買ってしまいたくなるようなものがいくつもありました。クリップなんかは会社の人へのお土産にいいなーなどと思ったり。驚いたのがこのボールペン。これずっと会社で使ってる・・・!まさかバウハウスに繋がるとは。
posted by くみ at 03:12| Comment(0) | TrackBack(0) | ベルリン 2013年2月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月11日

テロのトポグラフィー

2013年ベルリン テロのトポグラフィー

Niederkirchnerstraßeに残るベルリンの壁。壁のこちら側が西ベルリン、向こう側が東ベルリン。

2013年ベルリン テロのトポグラフィー  2013年ベルリン テロのトポグラフィー

その「壁のこちら側」は戦前、ゲシュタポ、親衛隊、国家保安本部が置かれていた場所で、写真に写っている煉瓦の壁のようなものがその建物の遺構らしいです。

この「テロのトポグラフィー」は、もともと1987年に期間限定の屋外展示から始まったものが、その後も継続され、2010年5月にオープンした資料館にまとめられたようです。

Topography of Terror

Goethe-Institut(2010/07):The new “Topography of Terror” Documentation Centre

資料館の外観写真を撮っていなかったことに帰国後、気づきました・・・
内部は当然、写真撮影禁止なのだと思い込んでいたのですが、思い返してみるとそのような注意書きは見あたらなかったような??大きな建物なのに、無料だからか中に入るとすぐ展示物に直行できてしまうので、その辺の記憶が曖昧です。次回は入り口付近を確認してから写真を撮ってきたいと思います。

入り口を入ってすぐのところに、戦前のベルリンの街の模型が置かれていて、これがかなり興味深かったです。市内各施設の位置関係も興味深いのですが、通りの名前が、戦前・戦後で変わった両方が併記されていて、「これ」が「そう」なったのか・・・!みたいな驚きがありました。具体例を忘れてしまいましたが。確か、ハンナ・アーレント通りの旧名が意外なものだったような?

資料館の展示はとても見応えがありました。ナチス台頭、他国への侵略、迫害など、1933-1945の全体主義、恐怖政治がパネルで詳しく解説されており(ヴァンゼー会議だけで1コーナー使ってました)、迫害についてもユダヤ人だけでなく、障害者の安楽死や同性愛者、シンティ・ロマについてもそれぞれパネルがあって、すべてに目を通すとかなりの時間が必要だと思います。おまけ:
posted by くみ at 01:40| Comment(0) | TrackBack(0) | ベルリン 2013年2月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月09日

シンティ・ロマ犠牲者慰霊碑〜ヨーロッパ・ユダヤ人犠牲者慰霊碑(ホロコースト慰霊碑)

ブランデンブルク門からティアガルテンに入ってすぐのところに、シンティ・ロマ犠牲者の慰霊碑がありました。

2013年ベルリン シンティ・ロマ犠牲者追悼碑

2013年ベルリン シンティ・ロマ犠牲者追悼碑  2013年ベルリン シンティ・ロマ犠牲者追悼碑

時事ドットコム(2012/10/25):ベルリン中心部にロマ慰霊碑=ナチスが虐殺の少数民族−ドイツ

朝日新聞(2012/10/24):ロマ民族追悼の記念碑建立 ナチスの集団殺害で犠牲に

昨年2012年10月に完成したばかり。不勉強で、私はこの慰霊碑の存在を知りませんでした(新しすぎて、持って行ったガイドブックにも載っていなかった)。それでも出会えたのは、ブランデンブルク門からティアガルテンに入って連邦議会の方へ行く途中にあったから。あの時代から何十年も経った現在、それでも首都ベルリンのこの場所に、建てる。上の記事にある、「あまりに長い間、無視され続けた犠牲者をしのぶとともに、言葉で表せないほどの不当な行為を記憶にとどめる慰霊碑だ」というメルケル首相の言葉通りでした。

2013年ベルリン シンティ・ロマ犠牲者追悼碑

入り口側から見ると、連邦議会の建物が水面に映るのですね。私は別の角度から撮ってしまいました。

2013年ベルリン 連邦議会議事堂

ドイツ連邦議会議事堂。


来た道を戻って、ブランデンブルク門からポツダム広場方面へ歩いて行くと、ホロコースト慰霊碑が見えてきます。

2013年ベルリン ホロコースト記念碑  2013年ベルリン ホロコースト記念碑

とにかく広いです。こちら側の石碑は低めですが、奥の方へ行くと地面が波打っていたり、高い石碑が続いていて、かなり圧迫感があります。冬の弱い日差しでは昼間でも暗く感じて不安になるくらい。

2013年ベルリン ホロコースト記念碑  2013年ベルリン ホロコースト記念碑  2013年ベルリン ホロコースト記念碑

地下には情報センター(資料館)がありますが、今回は入りませんでした。次回は、かならず。

http://www.holocaust-mahnmal.de/

GOETHE-INSTITUT(2008/07):ベルリンのヨーロッパ・ユダヤ人犠牲者追悼碑

帰国後に上記ページを読んで知ったのですが、2008年5月、ティアガルテン内(ホロコースト慰霊碑の、道を挟んだの向かい側)に「ナチズムに迫害された同性愛者追悼碑」が完成したそうです。

http://www.stiftung-denkmal.de/denkmaeler/denkmal-fuer-die-verfolgten-homosexuellen.html

AFP(2008/6/2):ナチスに迫害された同性愛者の慰霊碑、ベルリンで公開

こちらも次回、是非。
posted by くみ at 23:17| Comment(0) | TrackBack(0) | ベルリン 2013年2月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月08日

ベルリン中央駅〜ブランデンブルク門

テーゲル空港の小ささに驚いたあと、ベルリン中央駅の新しさ(2006年5月開業。とてもきれい)と斬新なデザイン、構造にまた驚きました。やっぱり写真で見るのと実際に中に入ってみるのとでは印象が全然違いますね。

2013年ベルリン中央駅 2013年ベルリン中央駅

2013年ベルリン中央駅

中央駅地下には地下鉄(U-Bahn)のホームもあり、そこからU-55でブランデンブルク門へ。

ベルリンの地下鉄ホームの壁には、その駅周辺の歴史みたいなものが描かれたプレートや写真があったりするのですが、Brandenburger Tor駅はこんな感じ。

2013年ベルリン U-55ブランデンブルク門駅

U-55は2009年開業の新しい路線だそうで、しかもまだ、中央駅−連邦議会駅−ブランデンブルク門駅、の3つだけ。帰国後に調べたら、ウンター・デン・リンデンの地下を通ってアレクサンダープラッツまで延びる予定とか。だからウンター・デン・リンデンのほとんどが工事現場みたいな状態だったのか!そして、数年はあのままなのでしょうね・・・

2013年ベルリンブランデンブルク門

地上に出るといきなりブランデンブルク門。この広場、大勢の観光客と大道芸や謎の着ぐるみの方たちがいて、とても明るい雰囲気でした。私が勝手にイメージしていたこの場所とはかなり落差があって、軽く狼狽。

うろたえながら門をくぐると、突然、写真付き円柱の林が出現しました。

2013年ベルリンPlatz des 18. März 

ティアガルテン側にある3月18日広場でイベントらしきものが。

http://www.berlin.de/2013/en/startseitenweiterleitung/

これみたいですね。
この「X」印、ベルリンのいろんな場所で見かけました。

(翌日にはこのドイツ歴史博物館の展示も見に行きました)
http://www.newsdigest.de/newsde/entertainment/event/details/535-Zerstörte-Vielfalt.html


あまり予習せずに旅立ったので、「これなんだろう?」と思うことが多かったです。で、帰国後に調べて納得する、という。もともとベルリンは2日間だけの予定だったので、あまり欲張っても疲れてしまうし、とかなりゆるめの予定をたてたのですが、いま既に「復習しにもう1回行かねば!」とか思ってます。

2013年ベルリンPlatz des 18. März  2013年ベルリンPlatz des 18. März

2013年ベルリンPlatz des 18. März
posted by くみ at 01:25| Comment(0) | TrackBack(0) | ベルリン 2013年2月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月02日

100分de名著 「フランクル“夜と霧”(4回シリーズ)」アンコール放送

100分de名著 「フランクル“夜と霧”@〜C」

2013/3/6(水)23:00〜23:25 Eテレ
 2013/3/13(水)05:30〜05:55 Eテレ
 2013/3/13(水)12:25〜12:50 Eテレ
第1回 絶望の中で見つけた希望


2013/3/13(水)23:00〜23:25 Eテレ
 2013/3/20(水)05:30〜05:55 Eテレ
 2013/3/20(水)12:25〜12:50 Eテレ
第2回 どんな人生にも意味がある


2013/3/20(水)23:00〜23:25 Eテレ
 2013/3/27(水)05:30〜05:55 Eテレ
 2013/3/27(水)12:25〜12:50 Eテレ
 2013/3/28(木)01:25〜01:50 Eテレ
第3回 運命と向き合って生きる


2013/3/27(水)23:00〜23:25 Eテレ
 2013/4/3(水)05:30〜05:55 Eテレ
 2013/4/3(水)12:25〜12:50 Eテレ
第4回 苦悩の先にこそ光がある
posted by くみ at 22:28| Comment(0) | TrackBack(0) | TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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