2015年11月30日

ハートネットTV シリーズ戦後70年 障害者と戦争(再)

ハートネットTV シリーズ戦後70年 障害者と戦争(再)
ナチスから迫害された障害者たち Eテレ
第1回 2015/12/1(火)20:00-20:29 再放送12/8(火) 13:05-13:34
第2回 2015/12/2(水)20:00-20:29 再放送12/9(水) 13:05-13:34
第3回 2015/12/3(木)20:00-20:29 再放送12/10(木) 13:05-13:34
(1)20万人の大虐殺はなぜ起きたのか
20万人の大虐殺はなぜ起きたのか 600万人ものユダヤ人犠牲者を出したといわれる、ナチス政権によるホロコースト。これを忘れてはならないとする認識は、戦後ドイツの基本です。しかし、ユダヤ人大虐殺の前に、いわば‘リハーサル’として、20万人以上の障害のあるドイツ人らが殺害されたことは同じようには語られてきませんでした。 5年前、ドイツ精神医学精神療法神経学会が長年の沈黙を破り、自分たち医師が患者殺害に関わったことを謝罪したのをきっかけにようやく今、真実に向き合う動きが始まっています。学会は今年の秋に報告書をまとめる予定です。 なぜ、これだけ大量の障害者が殺害されたのか、止めようとした人たちはいなかったのでしょか。そしてなぜ被害者の遺族もこれまで沈黙を保ってきたのでしょうか――。 日本の障害者運動をリードしてきた藤井克徳さんがドイツを訪ね、当時のドイツと今のあり方、日本を見つめ、歴史を繰り返さないために何が必要かを考えます。

 (2)ある視覚障害者の抵抗
いわゆる優生思想を背景にしたナチス・ドイツによる障害者虐殺の実態を知るために、この夏ドイツを訪れる、藤井克徳さん(日本障害者協議会代表・自らも視覚障害)。 今回の旅で特に注目している人物がいます。ナチス政権下、ベルリン市内で作業所を経営していたオットー・ヴァイトというドイツ人です。自身も視覚に障害のあったヴァイトは、当時迫害されていたユダヤ人や障害者たちを積極的に雇い、ナチスからかくまったといいます。自らの命を危険にさらしながらも強いリーダーシップを見せたヴァイト。 今、私たちは彼から何を学べるのでしょうか。藤井さんがその軌跡をたどるとともに、障害当事者リーダーたちと対話しながら時空を超えて、ヴァイトを見つめ直します。

 (3)命の選別を繰り返さないために
第3回は、現地を訪れ、これらのことを直に取材してきた藤井克徳さん(日本障害者協議会代表・自身も視覚障害)が、ドイツの精神医学会の元会長を直撃。なぜ、これだけ多くの障害者が殺されなければならなかったのか。そしてなぜ、本来命を救うべき医師が加担したのか疑問をぶつけます。また、もっと早く事態を察知し、止めようとする人はいなかったのか−。歴史家や、障害当事者とも対話し、掘り下げます。
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2015年11月11日

カラーでよみがえる第一次世界大戦(再)

BS世界のドキュメンタリー 「カラーでよみがえる第一次世界大戦(全3回)」
2015/11/16 月曜 23:00〜23:50 BS1
2015/11/17 火曜 23:00〜23:50 BS1
2015/11/18 水曜 23:00〜23:50 BS1
NHK BSオンラインより:
第1回 人間性の喪失
近代兵器の投入によって過去に類のない大量殺戮が行われた第一次世界大戦。その実像に迫るドイツ制作による3部作。戦争の様相がカラーで蘇り、その悲惨さが力をもって語られていく。各国の重要人物たちにも焦点を当て、その体験が第二次世界大戦に与えた影響を解析する。
第1話では、戦争が勃発した1914年8月から12月までを描く。
1914年6月、オーストリア=ハンガリー帝国の皇位継承者フェルディナントが暗殺されたサラエボ事件をきっかけに、オーストリアはセルビアに宣戦布告。セルビアを支援するロシアがオーストリアやドイツを牽制するため軍に総動員令を下すと、ドイツはロシアとの開戦に踏み切った。また、北フランスを目指すドイツが中立国のベルギーへ侵攻したことが、イギリスを戦争に引き込んでいく。
当時オーストリアの兵役を逃れてドイツで暮らしていたアドルフ・ヒトラーは25歳。すでにドイツ民族主義に傾倒し、バイエルン公国の伝令兵となった。
ベルギーを突破したドイツはフランスの反撃に逢い、西部戦線は長期の塹壕戦と化した。東部戦線でもドイツとロシアが甚大な被害を出すが、決着はつかない。厳しい冬のさなか、戦争は膠着状態に陥り、死傷者数は急速に膨れ上がっていく。
 
第2回 際限なき殺戮
第2話では、70万人の死傷者を出した北フランス・ベルダンの戦いを中心に、第一次大戦による被害の詳細を明らかにする。
開戦から2年目に入り、優位に立ちたいドイツは、西部戦線のベルダン攻撃を計画。このとき偵察機で空から敵地を撮影したのが、ナチス政権下でヒトラーの右腕ヘルマン・ゲーリングだった。「ベルダンの戦い」は熾烈を極めたが、新兵器も決め手にはならず戦いは消耗戦となる。
航空機や手榴弾、化学兵器などの導入は戦い方を大きく変え、戦場は生き地獄と化した。戦争の大規模化・長期化は一般市民の暮らしにも大きな陰を落とし、特にドイツやロシアでは国民の生活が困窮し、絶望感と政府への不満が広がっていく。
負傷のため前線から退いた伝令兵のヒトラーは、敗北感に満ちたドイツに怒りを覚える。

最終回 総力戦の結末
第3話では、開戦から4年目の1918年、アメリカの参戦によってドイツが追い込まれていく過程と、第二次世界大戦への伏線を描く。
戦争の長期化を背景に帝政ロシアは1917年に崩壊し、新しい指導者レーニンは戦争を終結させる。ドイツでは飢餓と伝染病がはびこり、女性が軍需産業を支えるなど、状況はひっ迫していた。
一方、「新しい世界秩序」を掲げるアメリカは、1年間で陸軍を10万人から200万余に増強して参戦。新型の戦車部隊を導入するなど、英仏などの連合国軍の反撃に大きく貢献する。逆転を狙ったドイツの3月の春季攻勢が失敗に終わると、ドイツ国民の怒りは頂点に達する。そして革命によって皇帝は退位させられる。共和国(ワイマール体制)へと移行したドイツは、11月に英米仏との休戦協定を結ぶ。この「休戦」は、ヒトラーをはじめとする民族主義者たちに、新たな戦争の口実を与えることになる。

制作:ZDF (ドイツ 2013年)
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2015年11月08日

ETV特集『それはホロコーストの"リハーサル"だった』

ETV特集『それはホロコーストの"リハーサル"だった 〜障害者虐殺70年目の真実〜』

2015/11/7 土曜23:00〜24:00 Eテレ
2015/11/13 金曜24:00(14日土曜0:00)〜25:00 Eテレ(再放送)
NHKオンライン:ETV特集
600万人以上のユダヤ人犠牲者を出し、「人類史上、最大の悲劇」として語り継がれてきたナチス・ドイツによるホロコースト。しかし、ユダヤ人大虐殺の前段に、いわば“リハーサル”として、およそ20万人ものドイツ人の精神障害者や知的障害者、回復の見込みがないとされた病人たちがガス室などで殺害されたことについては、表だって語られてこなかった。
 終戦から70年もの年月がたった今、ようやく事実に向き合う動きが始まっている。きっかけの一つは5年前、ドイツ精神医学精神療法神経学会が長年の沈黙を破り、過去に患者の殺害に大きく関わったとして謝罪したこと。学会は事実究明のために専門家を入れた国際委員会を設置、いかにして医師たちが“自発的に”殺人に関わるようになったのかなどを報告書にまとめ、この秋発表する。
 番組では、こうした暗い歴史を背負う現場を、日本の障害者運動をリードしてきた藤井克徳さん(自身は視覚障害)が訪ねる。ホロコーストの“リハーサル”はどうして起きたのか、そして止めようとする人たちはいなかったのか・・・。
 資料や遺族の証言などから、時空を超えていま、問いかけられていることを考える。
過去の関連番組:
Eテレ ハートネットTV「シリーズ戦後70年 障害者と戦争 ナチスから迫害された障害者たち」
(1)20万人の大虐殺はなぜ起きたのか」
(2)ある視覚障害者の抵抗
(3)命の選別を繰り返さないために
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