2015年01月27日

シリーズ アウシュビッツ解放から70年

BS世界のドキュメンタリー「シリーズ アウシュビッツ解放から70年」
NHK-BS1

実録 アイヒマン裁判

2015/1/26  月曜深夜(27日火曜) 00:00〜00:50
再放送2015/2/3(火)18:00〜18:50

ホロコーストを遂行した核心的人物の一人アドルフ・アイヒマンに対するイスラエルでの裁判記録を描いたのが当番組である。
裁判は1961年4月に始まり、翌年の5月には死刑が執行された。アイヒマンは、ナチス・ドイツ下で行われたおよそ600万人とも言われる大量虐殺において、ユダヤ人の大量移送計画を指揮した人物。ドイツ敗戦後はアルゼンチンに身を潜めていたが、イスラエルの情報機関に逮捕され、イスラエルで裁判にかけられるという異例の展開を辿った。 
ナチスの戦争犯罪はニュルンベルク裁判においても追及され、ルドルフ・ヘスやヘルマン・ゲーリング、リッペンドロップなどの主要人物が裁かれたが、いわゆる「ホロコースト」が集中的に取り上げられる機会は少なかった。アイヒマン裁判では初めて大量虐殺に光があてられ、どのような背景で、ユダヤ人虐殺の計画がなされたのかを知りうる貴重な機会となっている。「自分は単なる公僕であり、ユダヤ人虐殺計画の核心人物ではなかった…」と裁判で淡々と語るアイヒマンの発言からは、逆に組織的に遂行された虐殺計画の狂気が伝わってくる。

原題:The Trial of Adolf Eichman
制作:Kuiv Productions (フランス 2011年)

囚人番号A26188
〜ホロコーストを生き延びて〜


2015/1/27 火曜深夜(28日水曜) 00:00〜00:50
再放送2015/2/4(水)18:00〜18:50

1939年のドイツによるポーランド侵攻は、ある少女の運命を狂わせた。靴工場を経営する父と母、3人の兄弟と幸せに暮らしていたヘニアは、マイダネク強制収容所、「シンドラーのリスト」の舞台として知られるプワシュフ強制収容所、アウシュビッツ強制収容所、終戦時のベルゲン・ベルゼン強制収容所と、4つもの収容所を転々とし、偶然と機転、そして時には他人に助けられて奇跡的に生き残ったのだ。
現在南アフリカで静かに暮らす彼女は、ホロコーストを知らない若者が増えていることに危機感を抱き、今まで夫や息子にも話さなかった悲惨な過去を明らかにすることを決めたという。
目の前で日常的に繰り返されたナチスの残忍な行為の数々、アウシュビッツ解放前に強いられた“死の行進”、家族の行方―ホロコーストを生き延びた“囚人A26188”ヘニア・ブライヤーが、壮絶な体験のすべてを語る。

原題:Prisoner Number A26188: Henia Bryer
制作:Cowboy Films (イギリス 2013年)


ヒトラー・チルドレン
〜ナチスの罪を背負って〜(再)


2015/1/28 水曜深夜(29日木曜) 00:00〜00:50
2015/2/5(木)18:00〜18:50

ヒトラーとナチスによるユダヤ人集団虐殺、ホロコーストを指揮したナチス幹部たちの残虐な行為は、彼らの子孫に何を残したのだろうか。
ヒトラーの後継者に指名されていたゲーリングを大叔父に持つベッティーナ・ゲーリング。「彼の残虐性を受けついでいるかもしれない」血筋を断絶したいと、兄とともに避妊手術を受けた。ナチスの親衛隊長ヒムラーの弟の孫、カトリン。家ではヒムラーのことはタブーだったが、沈黙を破り、その過ちへの罪悪感を綴った本を出版した。今はユダヤ人と結婚している。アウシュヴィッツ収容所の所長だったヘスの孫、ライネル。父は収容所敷地内の邸宅で育った。今回初めてアウシュヴィッツを訪れたライネルは、邸宅から壁一枚隔てた場所にガス室があったことを知り、絶句する。イスラエルから訪れていた学生たちから辛辣な質問を浴びせられたライネル。ホロコーストを生き延びた老人から「君がやったわけじゃない」と声をかけられ、堪えていたものがあふれ出す。
ナチスの重要人物の息子や孫、子孫に当たる5人のドイツ人を取材。親族をホロコーストで亡くしたユダヤ人監督が、過去を背負いながら生きる彼らの姿を描く。イスラエルとドイツの共同制作。

原題:Hitler's Children
制作:Maya Productions / WDR (イスラエル/ドイツ 2011年)


アンネの家を訪ねて

2015/1/29 木曜深夜(30日金曜) 00:00〜00:50
再放送2015/2/6(金)18:00〜18:50

アンネがナチスの目を逃れて生活していた場所を一目見ようと、アムステルダムの「アンネ・フランクの家」の前で何時間も待つ人々。
ナチスの迫害を生き抜いた人、ホロコーストに強い罪悪感を抱くドイツ人、黒人の権利を求める闘争で命を落とした父親を持つアメリカ人、イラク・フセイン政権の迫害を生き延びたクルド人・・・。行列を作る人々へのインタビューから、彼らのパーソナルストーリーが明らかになり、大勢の人がそれぞれの思いを胸にアンネの家を訪ねていることがわかってくる。
アンネが自由を渇望しながら息を潜めて過ごした部屋で、訪問者たちは何を感じるのか?戦争で多くの命が失われる悲しみは現代も変わらないが、少女アンネは世界各国から訪れる人々の心を一つにし、そのことが希望を与えてくれる。

原題:In Line for Anne Frank
制作:NOS Evenementen / The Media Brothers (オランダ 2014年)
posted by くみ at 00:29| Comment(0) | TrackBack(0) | TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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