2005年06月05日

ドイツ映画祭2005

『ゾフィー・ショル―最期の日々(仮)』。観に行ってきましたので簡単なレポを。

6/4(土)17:30からの開会式ではマルク・ローテムンド監督らが紹介され舞台上に。この開会式のせいなのか、あるいはベルリナーレでの受賞が話題になったせいなのか、『ゾフィー・ショル』は満席でした。

映画は、一応ビラ製作及び郵送準備のシーンもありましたが、それは背景説明程度で、本編はやはり18日のビラ撒きと逮捕から。この映画祭での上映を観に行かれた方々のほとんどはおそらく、ゾフィーと白バラをご存じで特に説明など必要なかったと思いますが、来年の公開時にはどうなんだろうとよけいな心配をしてしまいました。それほど、私にはあっという間に尋問が始まったという印象でした。

ビラ製作、そしてビラ撒きのシーンでは(同じ場面を扱っているので当たり前ですが)『白バラは死なず』を思い出しました。しかしこの映画は、「白バラ」でも「ショル兄妹」でもない、本当に「ゾフィー・ショル」の映画なのだなぁと。ヴィリー、アレックスの登場は冒頭だけ、ハンスすらほとんど消えているのですから。

上映後に拍手が起きたのは開会作品だからなのでしょうね。その後、再度監督が舞台にあがられてお話をされていました。映画に出てきたギロチンは、ウィーンのゲシュタポ本部にあった本物だとか。その他、撮影は去年の夏だったが準備には2年(?)かけた等、たくさんのお話がありました。通訳される前に反応があったところを見ると、ドイツ語のわかる方がかなり多かったようです。

ロビーにはキネティックさんからアンケート用紙が用意されていました。質問内容は、白バラを知っていましたか?的なものなど。来年春頃公開予定とお聞きしました。
posted by くみ at 08:56| Comment(9) | TrackBack(1) | 映画「白バラの祈り」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
先日トラックバックしたものです。
訪問&コメントありがとうございました。
撮影現場など「ほんもの」にこだわったことで重みのある映画になったのだと思いました。
監督のお話は後日まとめられて記事になるとよいですね。
まだ若い監督さんということに驚きました。
Posted by dainty at 2005年06月05日 14:17
daintyさん、こんにちは。
監督さんのお話は興味深いものが多かったのですが、すべてを覚えているわけではないのでやはり記事にまとめて欲しいですね。映画祭へ行かれた方のBLOGを探して読んでいますが、自分が忘れていた話を見つけて「そうそう」と記憶の整理をさせて頂いてます。
Posted by くみ at 2005年06月06日 01:03
こんばんは。
ちょうどUntergangを見て戻ってきました。

Sophie Schollもみました。私の隣に座っていた女性は泣いていました。史実をきちんと見据えたリアリズムにあふれた映画でした。

Untergangの最後は、主人公である秘書本人のインタビューなんですけど「ゾフィーと同じ年に生まれて、処刑されたころ、私はヒットラーの秘書になった・・・」というせりふがありました。

二人の女性の生き方を通じて世界を考えるいい機会になりました。
Posted by うのうの at 2005年06月11日 22:40
うのうのさん、こんにちは。
ヒトラーの秘書のインタビューのことは知りませんでした。ゾフィーのことを話していたんですか。

11日、ブルーノ・ガンツの舞台挨拶があったんですよね。作品の公式サイトを見るとたくさん取材を受けているようですし、インタビュー記事が楽しみです。
Posted by くみ at 2005年06月12日 23:19
ふたたびお邪魔します。
わたしも「ヒトラー」見てきました。
たしかヒトラーの秘書のお話は、自分がヒトラーの秘書になった年にゾフィーが同じ年齢で処刑されたことを知って告白をしようと決めた、という内容だったと思います。

この2作品が同じ時期に公開されるというのも、すばらしい偶然ですね。
今年が戦後60年だからなのでしょうか?
Posted by dainty at 2005年06月12日 23:52
こんにちは。
daintyさんも「ヒトラー」ご覧になったんですね。初日に「ゾフィー・ショル」のローテムンド監督がこの映画も是非見て欲しいと言っていたのは、こういった事も理由の一つにあったのかもしれませんね。
映画祭パンフレットによると、以前はたくさん作られていたナチ時代を扱った映画が90年代には年2本ほどに減っていたそうです。壁崩壊や統一など同時代に刺激的な題材が多かったためとか。今ナチ時代の映画が増えているように感じるのは、戦後50年だった頃がそのような状況だったせいなのかも、と思いました。
Posted by くみ at 2005年06月13日 01:23
今朝のFMインタビューが流れました。11月半ばに来日されていたみたいです。
Posted by つちや at 2005年11月28日 10:17
今朝のFM放送で・・・ですね。
下記間違いです、すみません。
Posted by つちや at 2005年11月28日 10:18
つちやさん、情報ありがとうございます。
ユリア・イェンチと監督は11/21に東京で記者会見を行ったようなので
来月以降に出る雑誌に会見の内容が載るかもしれませんね。
映画雑誌は普段ほとんど読まないのですが、これから気をつけてみます。
Posted by くみ at 2005年11月28日 19:12
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック

映画 『白バラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々』 マルク・ローテムント
Excerpt: 「ドイツ映画祭2005」で本作と『ヒトラー最期の12日間』が上映されたとき、舞台挨拶で『ヒトラー』のヒルシュビーゲル監督が、「この2作は対照的な内容です。そして、その両方を見て歴史のヴィジョンを..
Weblog: ~Aufzeichnungen aus dem Reich~ 帝国見聞録
Tracked: 2006-01-25 22:59
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。