2007年08月17日

フランス・戦争の落とし子たち

2007/8/19(日) 23:10〜24:00 NHK BS-1
BSドキュメンタリー『私のお父さんは誰ですか 〜フランス・戦争の落とし子たち〜』

NHK BSオンラインより:
今年5月中旬、パリからベルリンへ向かったフランス人の一団がいる。目的は、「父親探し」。彼らは、第二次世界大戦中フランスを占領したドイツ軍兵士と現地のフランス人女性の間に生まれた「戦争の落とし子」たちである。
1944年夏、フランス解放と同時に「ナチの兵士と寝た女」たちの頭を公衆の面前で丸刈りにするという事件がフランス全土で起きた。頭皮に鈎十字のマークを入れられた母親たちは、フランス解放後、国外追放や市民権剥奪の憂き目にあった。その子どもたちは、現在60代。ほとんどが父親の顔や名前も分からぬまま、両親の歴史を十字架のように背負って生きてきた。そして2005年になってようやく「戦争の子たち」という名の組織がフランスで作られ、戦争の落とし子たちのルーツ探しが始まったのである。
番組では、戦後60年を経て始まった「戦争の落とし子」たちの父親探し、そして丸刈りにされた女性たちの戦後の物語を描きながら、「戦争の負の遺産」をみつめる。


posted by くみ at 16:24| Comment(2) | TrackBack(0) | TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
くみさん、お久しぶりです。お元気ですか。
『私のお父さんは誰ですか 〜フランス・戦争の落とし子たち〜』の関連本が最近出版されています。
『ボッシュの子/ナチス・ドイツ兵とフランス人との間に生まれて』(ジョジアーヌ・クリューゲル著/祥伝社)です。本を手にとったときに、ドイツからの解放時に頭を丸刈りにされた女性たちを思い出しました。
ただ、これはフランスだけの問題ではないことが、ポール・バーホーベン監督(オランダ風に表記すると、パウル・フェアへーフェンですが、『白バラ』ゆかりのドイツの映画監督と同姓では!?)の映画『ブラック・ブック』でもわかります。
これは、ハリウッドから母国に戻ったバーホーベン監督がドイツ占領下の母国を舞台に、ユダヤ人女性の親衛隊に対する家族の復讐を描いたものですが、ヒロイックなレジスタンスものとは一線を画し、エンターテインメント作品ながらも、随所に戦争の真実を織りませた、深みのある作品となっています。
機会がありましたら、ご覧になることをおすすめします。
Posted by グスタフ飯沼 at 2007年08月17日 23:01
グスタフ飯沼さん、こんにちは。
高齢ということもあるのか、母親たちのインタビューは少なかったですね。キャパの写真集で見たような写真数枚が「語らない母たち」の気持ちを伝えていました。『ボッシュの子』、読んでみようと思います。戦時中が舞台のエンターテイメント作品は苦手なので、映画の方は機会がありましたら。
ありがとうございました。
Posted by くみ at 2007年08月21日 01:46
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。